日頃の研究成果や検討事例、授業の様子を公開する場所として、YouTubeに一部のコンテンツをアップするようにしようと思います。

今回は、戸建て住宅におけるエアコン暖房での家の中全体の温熱環境について、CFD(数値流体解析)によって検討した事例を紹介します。最近ではHEAT20のG2やG3といったかなり高い断熱性能水準が提案されており、このくらいの断熱性能になると1台のエアコンで住宅全体を暖かくすることが現実味を帯びてきています。

また、断熱性能・気密性能が向上すると、常に新鮮な空気を室内に取り込むために機械換気設備による計画換気の重要性が高まります。従来、温暖地で一般的に用いられている第3種換気では冷たい外気がそのまま室内に侵入してくるために換気による熱損失が大きくなります。この換気熱損失低減のためには、熱交換換気設備を使用することで改善が可能です。

断熱性能の違いや熱交換換気使用有無の違いがどのように室内温熱環境に影響するか、ご覧ください。

https://youtube.com/watch?v=ldajpv-Ba44